真庭市は岡山県北部、中国山地のほぼ中央に位置し、
市域の79%を森林が占める緑豊かな杜市です。
市の北部に広がる蒜山高原、中南部には中国地方随一の
名瀑神庭の滝、樹齢千年とも言われる醍醐桜など
全国的にも知られており、自然美が溢れています。
真庭市は岡山県北部、中国山地のほぼ中央に位置し、
市域の79%を森林が占める緑豊かな杜市です。
市の北部に広がる蒜山高原、中南部には中国地方随一の
名瀑神庭の滝、樹齢千年とも言われる醍醐桜など
全国的にも知られており、自然美が溢れています。
ミツマタ(三椏)はジンチョウゲ科の植物で、
原産地は中国中南部、ヒマラヤ地方です。
日本でも自生しています。
ミツマタの中国名は結香(ジェシアン)です。
「結の香」はここから名付けられました。
醍醐桜とミツマタが咲き競っています。
真庭市樫西地区は昔から和紙の原料である
ミツマタ栽培が盛んで、日本紙幣の原料として
旧大蔵省(現・国立印刷局)に納める
局納ミツマタ生産全国一を誇っていました。
地域資源であるミツマタから和紙を製造する
過程で生じる抽出物を活用した、
世界で初めての化粧品が誕生しました。
産学連携で岡山理科大学とミツマタの
有用性について様々な共同研究を実施しており、
この度、ミツマタ抽出エキスに優れた
メラニン生成抑制作用があることが判明し、
大学と共同で特許を出願しました。
更なるミツマタの可能性について
研究を進めています。
樫西和紙工房では他に類をみない独自技法で創作染和紙が作られています。和紙が漉いて濡れている状態で染めを入れるもので、滲みを抑えて絵を描くように染めます。同じ図柄でも仕上がり具合いに微妙な差が生じ、一枚として同じ物がありません。一点、一点がオリジナルです。
強くて温もりのある手漉き和紙の良さと、夢のある和の心を伝えられるよう心を込めて作られています。